こんばんは。
ここ最近非常に不安定な市場ですが、過去の暴落時のチャートを振り返ってみたいと思います。
暴落、リセッション…めちゃくちゃテンションの上がるワードですよね!
私はめちゃくちゃ好きです。
ただ、自分も漏れなく波に呑まれるという意味では厄介者です。
はじめに
皆さんが暴落相場といって思い出すのはどのリセッションでしょうか。
私の中では以下のショックが記憶に新しいor大きなインパクトがあったものとして思いつきます。
- ITバブル崩壊(2001年)
- リーマンショック(2008年)
- コロナショック(2020年)
直近のコロナショックは今回は省略し、1と2についてトリガーあるいは前兆があったのかどうかを考察してみたいと思います。
今回は1のITバブル崩壊です!
人生の悲劇は二つしかない。一つは、金の無い悲劇。
そして、もう一つは、金のある悲劇。世の中は金だ。
金が悲劇を生む。*1
ITバブル崩壊
ITバブル(ドットコムバブル)は、アメリカを中心として1990年代前半から2000年代初期まで続いた、IT関連企業への過剰投資によりもたらされたインターネット関連銘柄の急騰を指します。
まずは皆大好きNASDAQ100のチャートを見てみます。
こうしてみると分かりにくいものの時間軸を延ばして見てみると、頂点の水準に戻るまでに長い年月を要していることが分かります。
凄く大雑把な線引きですが、ざっと16年程度でしょうか。
恐ろしいです…今から16年も経ったら余裕で40歳超えてますからね…。
ITバブルはメインがNASDAQ100でしたので、他の指数に関しては比較的穏やかな値動きです。
一応貼っておきます。
正直、イマドキ流行りのツミレバは狂気的だと思ってしまいますね…。
ツミレバとは、レバレッジ型のETFの積立投資のことです。
緩和を始めたばかりの金融相場においては強みを発揮しても、今のような逆金融相場においては落ちるKnifeを素手で掴むことになりかねないような…気がします。
もう少し、NASDAQ100の暴落相場をクローズアップしてみましょう。
頂点から大底まではなんと2年半もかかっています。
正直完全な大底を当てることは難しいかと思いますが、大きなバブルがはじけると、回復までに相応の時間がかかるということが分かりますね。
その反面、ある程度落ち着いたところで買い出動するチャンスもやってくるという希望も見えます。
日本株でも光通信のように異常な株価をつけた銘柄は複数ありましたね。
*1:NHKドラマ『ハゲタカ』