こんにちは。
段々と春から夏の陽気へと変化しつつありますね。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
今回は、株式会社ジェーソンの定時株主総会へ出席しましたので質疑応答を中心に気になった点について簡単にではありますがまとめたいと思います。
Q. インフレ下における価格高騰の影響について
- コンビニの缶コーヒーなどは特に値上げが大きく70-80円となっている
- ジェーソンは200円以下の商品が多く、150円未満が9割前後
- 現状としては買い上げ個数は減少には至っておらず、価格上昇に対して顧客の買いがついてきている状況ではある
Q. 物流について
- 物流は自営であり、積載率は9割超え(積載率は、具体的には「容積積載率」と「重量積載率」に分類される)
- 飲料が重い(飲料の出荷が増えた)
- 発注タイミングについては欠品率を何%にするかで決めている
- 在庫の量に関しては、突発的なまとめ買いがあると欠品することもある
Q. ジェーソンの販売価格
- 最安値で1円になる(19円→9円→1円など機械的に値下げ)
- 店舗によって価格は異なる
- PB商品の飲料水(尚仁沢の天然水)の値段は27円・29円・32円
Q. 店舗ごとでの販売商品
- 近隣の競合店舗によって異なる
- 近隣店舗の新規出店や退店などにより売れ筋商品に変化があるので、それらの変化に合わせて取扱商品もダイナミックに変えている
- とりわけJV商品が他の競合との差別化に繋がっている
Q. 「尚仁沢の天然水」について
- 生産量を増やすほど原価が下がるのを実感している
- 2店舗で実験的に価格を下げてみた
- 東京都の水道水は0.2円/1Lと言われている中でも、飲料水を買う需要は多い
Q. マーケティングについて
- 現在はクーポンの配布をしている
- 配布するクーポンは数ヶ月に1度買う商品、例えばティッシュペーパーなどのクーポンを数ヶ月に1度のタイミングで配布するなどをしている
- 今はチラシを撒いた集客方法が主体である一方、新聞を取る人の割合が減ってきている中で今後は広告宣伝方法についても模索していく必要がある
- データ収集ではバスケット分析を行っている
- レシートを見ることで、「この商品を買ったときにこの商品を合わせて買っている」などの傾向が分かる
- キャッシュレスに関してはクレジットカードの利用が圧倒的に多い(Suicaなどデビット機能のカードとの比較において)
Q. 新規出店計画について
- 詳しくはIRを見て欲しいが、居抜き物件に出店することがメインであるため、居抜き物件が出たタイミングでの出店となる
- そのため今期必ず何店舗出店ということは難しい
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順不同ですが、様々な質問に対してとても丁寧にご対応していただき株主としても安心感の持てる総会になったのではないかと思います。
多少私の言葉で置き換えている箇所や省略している箇所、もしかしたら意図と異なる書き方となってしまっている箇所もあるかもしれませんが、個人的には総じて満足のいく会でした。
「尚仁沢の天然水」については、いろはすなどと比較してかなり頑丈なペットボトルだなと感じています。
ここをあえて薄くしないでこのままの厚さでも個人的には大満足ですが、こういうところで更に製造原価を削るという策もあるかもしれませんね。
店舗を一消費者として利用する身でもあるので、これからもJV商品には期待していたいと思います。