こんばんは。
昨日6月15日(水)は、SBIホールディングスのインフォメーションミーティングに行ってまいりました!
インフォメーションミーティングは個人投資家向けの説明会でした。
北尾吉孝社長のお話は思わず聞き入ってしまうような話し方でとても勉強になりますね~(しみじみ)
というわけで、まだIRに資料が掲載されていないようなので、個人的に知らなかったワードを調べてみます。
- J.O. Hambro Capital Management
- SBIリーシングサービス株式会社
- 初任給16.8%増!
- デッドビジネスの比重を上げる
- オープンアライアンス
- 大阪フィンテックセンター
- その他
J.O. Hambro Capital Management
まず、売ってきたという機関投資家
J.O. Hambro Capital Management
Wikipediaによると、
J Oハンブロキャピタルマネジメントは、ロンドンに本社を置き、ボストン、ニューヨーク、シンガポールに投資オフィスを持つ資産運用会社です。
とのこと。
直近の下落に大きな影響を及ぼした模様。
全体像を俯瞰してみると、ここ最近は業績に株価が追い付いていないように見えるのはたしか。
ただ、どうして売ったのかはよく分からず…
SBIリーシングサービス株式会社
ここはIPO準備中だそうです。
事業内容は、公式HPによると…
当社では、設備投資ニーズのある航空会社や海運会社にかわって、多額の資金を要する航空機・船舶を購入し、これをリースすることで資金調達を助けるとともに、リースによって得られる利益等の分配を希望する投資家を対象にファンドを組成、投資商品として提供しております。
また、お客さまの多様なニーズにお応えするため、中小型航空機を対象とするゼネラルアビエーション事業にも裾野を広げ、取扱商品の拡大に注力しております。
とのことです。
思ったより色々な事業を手掛けているんだなぁと実感。
初任給16.8%増!
これには驚きました。
やはり優秀な人材を囲い込むには給料を上げることが重要となってきますよね。
初任給を上げるだけではなく、昇進スピードも上げているようでした。
子会社の社長は20代~30代の若き精鋭たちが率いているものもあり、年功序列ではない姿勢には感心しました。
私の職場はもろに年功序列でしたからね…はい。
デッドビジネスの比重を上げる
金利が上がるに先立ち、デッドビジネスへの資源配分を高めるそうです。
具体的には、比重を
『銀行事業>証券事業』
とするようです。
ちなみに金利の高いノンバンク事業は結構儲かっているらしいです。
※ノンバンクとは、銀行以外の金融機関のことを指し、預金の受け入れを行わずに、お金を貸すなどの与信業務に特化した金融機関のことを指します。
今後のアセアン諸国の発展を見越したアービトラージ戦略についてもお話してくださいました。
端的には、「お金は高金利のところへ流れていく」ということです。
自然な流れですよね。
そういえば、SBIとは関係ないですが、アセアン系の投資信託も随分と上がっているものがありましたよ。
キャピタル-アセアンCAM-VIPファンド
こんなに上がっていたんですね~。
目の付け所として新興国を押さえておくのは重要なんだなと勉強になりました。
オープンアライアンス
楽天との違いを見せつけてやるぜと言わんばかりに強調されていたのは、オープンアライアンス戦略ですね。
2020年4月には、日本を代表するメガバンクの一つである(株)三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)との戦略的資本業務提携を公表しましたが、これもオープン・アライアンスの考えに基づくものです。
アニュアルレポート2020からの引用ですが、↑のようなものですね。
楽天証券は楽天クレカに特化していますが、SBI証券は三井住友カードが使えますよね。
差別化戦略として結構意識しているんだなと感じた部分です。
ちなみに証券口座の開設については3000万口座を目指しているようです。
私も既にSBI証券は開設済みですが、今後に期待ですね。
大阪フィンテックセンター
昨年の記事ですが、こちらについてもお話されていました。
その他
排出権取引やリミポとの再エネの件、道の駅でのEVの充電、ERIとのリサイクル燃料の件、ST発行についてなどお話されていました。
HPに資料がアップされたらまた確認してみたいと思います。
直近の決算説明会の資料がとても似ているものになるので、こちらのURLを貼っておこうと思います。
https://www.sbigroup.co.jp/investors/library/presentation/pdf/presen220527.pdf