ひつじの窓

物語とか思ったこととか

今日の結論〜女子会〜

自分たちになくてあの子にあるのは何?と考えた結果、明らかに陽気さだった。

陽気さは本当にないからテンション激アゲな時以外は無反応気味だし、影薄いから、そういうところ本当にいけないよ私たち。

ほら、そういうとこ!

まずは、リアクション取るところからだね。

と、練習した。

「美味しいー♡」

ってナチュラルに出来るようになりたい。

もうすぐ卒業するし来年度から新しい私たちになるぞ🌸✨💃

まずは持ち物からだね💅💄

キラキラしたい!

と、めちゃくちゃポジティブに終われたので今日は良かった。

多夫多妻制じゃないなんて動物の理に反してるよ。

と、真顔で議論して一夫一妻制の世界を生きる生きづらさを語る。

浮気と不倫は誰にでもあるし、よく考えてみ?

毎日お米を食べていたら、たまにはパン食べたくなるでしょ?

それでまた少ししてからお米食べたら美味しく感じるじゃん。

だから浮気とか不倫をしていたほうが意外と本命との関係も上手くいくもんなのにね。

しかも一夫一妻じゃなくなれば依存も減って独立した人間が増えるかもしれないし鬱も減るじゃん。

と、明るい展望を語る。

「わろた」とか「うける」とか言う女子は卒業したい…

めちゃくちゃ考え方が似てて好き。

とてもポジティブで素敵な会でした🍷🌙

アモーレ

 

賞味期限 2

何も手につかない日が続いた。

幸い明日は祝日なので、連絡を入れることなく合法的に会社を休める。

それだけでも心が軽い。

最近の私は、毎日何とも言えない吐き気に襲われていた。

精神的なものなのか、はたまた消化不良でも起こすようなものを食べたせいなのか、そんなことはどうでも良かった。

何も口に入らない。

気持ち悪い。

ただ胃のむかつきに耐えながらうつ伏せになって寝ていた。

こういう日は時間の流れもいつもと違って不規則だ。

本当に、気持ちが悪いったらありゃしない。

「そうだ、大阪に行こう。」

ふと思いつき、私は新幹線の指定席のチケットを買いに最寄り駅まで向かう。

「もしかして…」

きっとその時、私の中で何か淡い期待があったのだろう。

何年前だろうか、ここに暮らすことがあるかもしれないと思っていたのは。

ふと我にかえると、私は駅のホームで泣いていた。

 

 

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あとがき

落ち込むことは本当に良くないと思うし

身をもって時間の無駄を実感しているので、くよくよするなと言いたい。

でもそれくらい頭がおかしくなるんだよなっていうことを考えて書いた。

拒食で吐いて痩せることに走ってみたり、快楽に浸かってみたり、死のうかなと考えてみたり、人間は本当に大変だなぁと思う。

今日めちゃくちゃ天蓋付きベッドがほしくて猛烈に検索をかけていて思いついたお話。

あとシダキュアの吐き気にイライラして書いた。

本当に最近常に胃がむかついている。

気持ち悪い感覚がずっと抜けなくい。

でも胃自体がおかしいわけではないからやっぱり薬のせいだと思う。

ガスターも効かないし。

天蓋付きベッドはなくても一人暮らししたらどういうレイアウトがいいかなと考えるのが最近の趣味で、色々おしゃれなものが欲しくなってしまい、私はお金がかかる人間なのかもしれないとまた自覚した。

ちなみに以前、一人暮らししたら絶対にユニベアシティのウェディング衣装の二体がセットになったのを部屋に置こうと思っていた。

ディズニーストアで初めて可愛いと思ったぬいぐるみだからだ。

今私の家にあるぬいぐるみと言えば、モリゾーとキッコロだけである。

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賞味期限

私の居場所はここではないと分かって

「じゃあね、バイバイ。」

って終われるような恋は、既に終わっていた恋か何かハッキリとした理由がある時で、別れを告げる時、吐き気と動悸に襲われながら伝えることのほうがよくあることだと思う。

表に出していなくても、心ここに在らずは伝わってしまう。

悲しいかな、気持ちを戻そうと思えば思うほどに遠くなっていってしまうあの感覚。

2度と味わうもんかと思ってはいたものの、身体は嘘をつくことを拒む。

サヨナラは通過点。

いつしかそう思えるようになっていた。

天蓋付きベッドに仰向けになって、フリルのついたのレースカバーをつけた布団にくるまりながら、

「夜が明けませんように。」

と、ただただ願っていた。

繰り返す日々の中で堂々巡りをする。

パーソナリティを見失ったまま終えた就活、迎えた卒業式、入社式。

これから先、何をどれだけ失えばいいんだろう。

得るものがあればその分失うものも多い。

日々の積み重ねが如何に大切なのかと、今更思い始める。

そう言えば、今日はあの人の夢を見た。

内容は何も覚えていない。

ただそれだけ、私の心の中に住みついているんだなと思うと、また涙が溢れてくる。

今日は会社を休もうかな。

余っていた有給を使い、私はそれを、「失恋休暇」と名付けた。

 

ロベリア 歌詞

意味があることが全てじゃないけど
私がいるだけで悪意になる

止められない衝動さえ私の一部
濁った足元に毒が浮かぶよ

泣いて 泣いて 10月の末前日(イヴ)
泣いて 泣いて 初恋の日が青

いつも私ひとりきりの意味も意味があるんでしょ
叫んでもまた届かない ロベリア

持って生まれた罪抱える意味も意味があるんでしょ
並べても破片(ピース)は揃わないけど

声もヒビ割れた鏡の奥に
かわいく笑える虚像の花

抱いて 抱いて 人目隠れて
抱いて 抱いて 記憶の神経撹乱(アルカロイド

きっと君がここにいない意味も意味があるんでしょ
10コールしても届かない ロベリア

目指すゴール ここではない意味も意味があるんでしょ
行き止まりでもまた見上げたなら

持って生まれたこの毒には何の意味があるのかな
いつも愛らしくしてなきゃ なんてヤダ

君と過ごしたこの一年 何の意味も無いのかな
先を行く背中に届かないけど

いつも私ひとりきりの意味は今も見当たらない
悩んでてもね変わらない ロベリア

手を伸ばしたココには無い意味なんかはもういいや
謙虚さなんて要らないの

摘み取れロベリア

 

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3年前くらいに知った曲。

私の中の失恋三大歌に入るくらい聴いていた。

強烈だったのは

Just be friend

だったけど、これはこれで辛い。

ロベリアの花言葉は、

「いつも愛らしい」

「謙遜」

「人目につく」

「悪意」

日常

6年目の桜並木、汗臭い教室、銀杏のにおい、冷たい運河を吹き抜ける風。

これらの景色や空気も今年で最後だ。

あんな田舎の辺鄙な場所に、用がない限り今後行くことはないだろう。

思い返せば6年前の今頃は毎日机に向かい、勉強勉強勉強の日々だった。

夏頃には第1志望としていた大学には受からないだろうと悟っていたと思う。

最上位クラスの授業では周りのレベルに圧倒された。

無理だと決めつけて、さぼり始めたのはいつ頃だっただろうか。

中学受験時の偏差値からしたら、中高6年間はよく頑張ったと思う。

正直、浪人しても受からなかったとだろう。

でも頑張りきれなかったことで死ぬほど後悔した。

足切りされるほど悪い点数ではなかったのに受けなかったこと。

可能性はあると言われても諦めてしまったこと。

受かる受からないじゃなくて、逃げたことに対して大学2年生くらいまで引きずっていた。

でも、やり直すなら違うことで頑張ってみようと思い、その時何故か

「そうだ、国家総合職試験を受けよう。」

と思い立った。

なりたいとか、やりたいことがあるというよりは試験の中で自分が受けられ且つ頑張らないと無理だけど頑張ればどうにかなるものをチョイスした。

そんな決断をしたのも3年前だ。

実は人生で1番頑張ったんじゃないかと思う。

蓋を開けてみたら、上位1/4で合格していた。

なかなかの好成績だったと思う。

特別なりたかったわけではなかったけど、今、私は当時の自分が作った道の上を歩き始めようとしている。

もう一度生まれ変われたら10代の頃からやり直したいことはやっぱり沢山ある。

だけど、あと数十年と続くかもしれない残りの人生、後悔しないような選択をしていきたいと思う。

居場所 2

しばらくの沈黙の後、ユメは膝の上でうずくなりながら私に話しかけてきた。

「ゆきちゃん、大好きなゆきちゃん。」

「どうしたの?」

「ずっとこのままいたいな。」

「うん、私も。」

「ゆきちゃんあのね、私ゆきちゃんのことが心配で今日あなたのおうちの前まで行ったのよ。もしかしたらいるかなと思って。最近ゆきちゃんが泣いている夢ばかり見るの。何が辛いことでもあったのかなと思って…。」

私を心配してここまで来てくれたのか。

最近の私は、たしかによく泣いていた。

自分の思っていたような未来が見えなくて、社会に埋もれていってしまうことに、どこか寂しさを覚えていたのかもしれない。

今となっては大学も、楽しい場所というよりは実験をするために閉じ込められた収容所でしかなかった。

たしかに私は、少し疲れていた。

ユメは私の膝から降り、ベンチのそばにある水たまりの前に座ってこちらを見てきたので、私も水たまりの近くに屈んだ。

私とユメの顔がうつっていた。

居場所 1

猫と私のお話

 

 

AM2:21

私は猫の鳴く声で目を覚ました。

ベッドの上から窓の外に目をやった。

こんな時間に外を歩いている人はいない。

玄関を開けて、猫の声が聞こえたほうを見てみると、黒猫が毛繕いをしていた。

私は黒猫に近づいてみた。

「こんばんは、黒猫さん。」

「あらお嬢さん、こんばんは。」

猫は私に目を向けてにっこりと笑いかけてきた。

このとき私は、なぜこの猫は喋れるのだろうということを疑問にすら思わなかった。

私と黒猫の声以外の音は何も聞こえないほどに夜の住宅地は静まり返っている。

黒猫は私の足元に近づいてきて、私の目を見つめながら話しかけてきた。

「どこかで見たことがあると思ったけど、あなたゆきちゃんね。」

黒猫は私の名前を知っていた。

しかし、私はこの黒猫に見覚えはなかった。

「そうよ、あなたは私のことを知っているの?」

「えぇ、もちろん。でも私はあなたが2歳になる時までしか知らないわ。」

猫は不思議なことを言うものだなと思った。

「私はユメ、たしかあなたのお母さんがつけた名前ね。」

このとき私は初めて、この黒猫が私の家で昔飼っていた猫の1匹だと気づいた。

それにしても彼女はなぜこんなところにいるのだろう。

「ゆきちゃん、お久しぶり。」

「うん。」

「最近元気がないようね。」

ユメは屈んでいる私の膝の上に前足をちょこんと乗せてきた。

「大丈夫、今晩は私がいるわ。ついてきて。」

そう言うとユメは歩き始めた。

パジャマのまま、私は彼女の後を追った。

「ゆきちゃん今何歳なの?」

「今年で24になるよ。」

「もうそんなに大きくなったのね、でも全然変わってないわ。」

そう言うとユメはこちらを振り返り、フフッと笑ってみせた。

たわいもない会話をしながら5分ほど歩いたところでユメは立ち止まった。

そこは私が小さい頃よく遊んでいた通称ハトの公園の入口だった。

「ゆきちゃん、私ここで拾われたのよ。」

そう言うとユメは公園にある1番大きなどんぐりの木を見つめた。

「ゆきちゃんとまたここに来れるなんて本当に嬉しいわ。あのベンチでお話しましょ。」

そう言うと彼女はベンチへと向かった。

後をついていく。

この公園は、なんだか懐かしい匂いがする。

私はあたりを見渡してみた。

水飲み場、ブランコ、滑り台、砂場には忘れ物だろうか、可愛らしいスコップが置いてある。

私がベンチに腰掛けると、ユメは私の膝の上に乗ってきた。

温かい。

私はユメをゆっくりと優しく撫でた。

ふわふわしたその触り心地は紛れもなく、本物の猫の毛だった。