ひつじの窓

物語とか思ったこととか

c-18

十五夜

 

最近めっきり恋愛の話を聞く機会が減った。

 

良いことな気がする。

 

上手くいってる人はいちいちそんな話しないから。

 

自慢してくる人も殆どいなくなった。

 

本当に減った。

 

大学2,3年の頃の、皆訳わからんくらい数打ちゃ当たる精神で恋愛してたあの頃とはもう違うから当然か。

 

後輩ちゃんが、昔の私と同じようなこと言ってるの聞くとなんだか懐かしく感じた。

 

研究室ではM1とB5が1番恋ばな大好き学年で、みんないろんな恋ばなをしてるから聞いていて面白い。

 

けどその話題は絶対に振られたくないって思いながらパソコンと向き合ってるB4,M2,B6たちを見てるのはもっと面白い。

 

もうあと1ヶ月で研究室ともおさらば。

 

大学生活で1番の思い出は、友達と恋愛について議論に議論を重ねて哲学したことだと思う。

 

話したところで結論は出ないし、試験にも出ないし、実生活に直結したり利益を生み出すわけでも、趣味として話せるものでもないけど、凄く楽しかった。

 

所謂自分の恋ばなじゃなくて、もっと抽象的な話をたくさんした。

 

まずは定義からだよ。

 

なんて言って。

 

SNSの普及がみんなの私生活をプライバシーなんてあったもんかと言わんばかりに見せつけてくる時代になって、日常が画一化し始めている気がする。

 

もっと自分たちらしくていいのに。

 

って感じることがよくある。