ひつじの窓

物語とか思ったこととか

パイナップル連合会 1

ペットボトルとは、合成樹脂の一種であるポリエチレンテレフタラートを材料として作られている容器。

 

ペットボトルの約9割は飲料用容器に利用される。

 

ほかに、調味料・化粧品にも用いられている。

 

それまでガラス瓶や缶などに入れられていた物の一部がペットボトルに置き換えられた。

 

ドドドドドド

 

???「…くーん。」

 

???「チャロ!!」

 

時計を見るとAM8:17。

 

早く学校へ行かないと今日も遅刻だ。

 

いや、もう遅刻は確定だ。

 

ペットボトルについて勉強する夢を見ていたらいきなりペットのチャロの声で飛び起きるとは、なんという目覚めだろう。

 

私は素早く制服に着替えて家を出た。

 

今日はオトモモチ学園恒例のイベント、エクストリームかくれんぼ大会当日だ。

 

エクストリームかくれんぼ大会は、毎年鬼を務める中学三年生が目をふさいでいる間に他の学年の生徒が校内の好きな場所に隠れ、後に鬼がそれを見つけだす、クラス対抗の一大イベントだ。

 

私は鬼である三年生なので隠れる必要はない。

 

…良かった。

 

今日遅刻したらすぐに捕まってしまう。

 

8時半から12時まで、13時から16時までの二部構成となっている。

 

朝から夕までの1日がかりのイベントだけあってクラスの熱の入りようも半端ではない。

 

学校に着くと既に8時半をまわっていたため鬼役の3年生以外の姿はなく、校内は静まり返っていた。

 

私は今日という日が楽しみで仕方なかった。

 

というのも1,2年生の頃は鬼である先輩に見つからないよう隠れるのに必死でとても嫌なイベントであったが今年は見つける立場だからだ。

 

なんという清々しさだろう。

 

教室に荷物を置きに行くと、クラスの友人であるみずほに会った。

 

「おはようみずほ!」

 

「あっ、おはようりそな。今日も遅刻?もう始まってるよ〜。」

 

私はみずほと後輩たちを探すことにした。